小児はり

小児はりって、な~に?

「小児はり」は、鍼灸治療の「鍼(はり)」ですが、大師流の小児はりは「刺しません」。
羽毛で撫でられるような、優しくて心地よいものです。

気持ちが良いからこそ、子どもたちは心も身体も開き、その上に治療が成り立ちます。

 

「こんな優しくて気持ち良い刺激で、効果があるのですか?」とびっくりされる方もいらっしゃいますが、そこは、「国家資格」である鍼灸師の腕の見せどころ。

お子さんひとりひとりの身体に現れている反応を読み取り、その子に合わせた治療をおこないます。

どんな時に?

私たちの治療院には、お子さんに以下のような症状やお悩みのある方がいらしています。

赤ちゃんのトラブル

  • 夜泣きが続いて眠れない
  • 泣き出すと止まらない
  • おっぱい飲みが悪い・食が細い
  • 便秘がひどい
  • 発育・発達が遅い
  • 風邪を引きやすい
  • 湿疹
  • 鼻水・鼻づまり          他

幼児のトラブル

  • だだこねが激しい
  • 人にかみつく/けんかが多い
  • 機嫌が悪い
  • かぜをひきやすい・おなかをこわしやすい
  • アトピー性皮膚炎・小児喘息・花粉症などのアレルギー疾患
  • 便秘・下痢
  • 中耳炎
  • てんかん
  • 発達障害(多動傾向、自閉傾向、過敏傾向 他)

就学時のトラブル

  • アトピー性皮膚炎・小児喘息・花粉症・鼻炎などのアレルギー性疾患
  • 夜尿症
  • 便秘・下痢
  • 中耳炎
  • てんかん
  • 体調不良/学校を休みがち
  • かぜをひきやすい・おなかをこわしやすい
  • 偏食・過食・小食、やせすぎ・肥満
  • 頭痛持ち
  • 目の疲れ・仮性近視
  • 集中力がない・無気力/じっとしていられない
  • 発達障害(多動傾向、自閉傾向、感覚過敏、学習障害ほか)

その他、病気予防・体質改善・疲労回復など、定期的に小児はりを受けられる方も多くおられます。

上手な治療のかかり方

大人と比べて、まだ生きてる実績が少ない(笑)ので、複雑に壊しているといったことがありません。

多くは、親から受け継いだ体質や環境によるものです。

大人の感覚では、「体質」と言ったら、変えられないものと考えられる方も多いと思いますが、幸いなことに、子どもの身体は今から作られていくのですから、「素質」は残るとしても、これから良いように育てていけば良いのです。

 

●夜泣き・疳の虫など、年齢特有な症状や、突発的なもの→まず最初の3回は、日を詰めてかかりましょう。そして、何故、そういう症状につながるのか、治療家に聞いて、生活環境等チェックしてみましょう。

 

●喘息・アトピー・鼻炎などのアレルギー症状→完全クリアまでは個人差が大きいですが、半年等時間がかかります。但し、症状の改善自体は割と初期の段階ではっきり出ることが多いです。最初はやはり日を詰めていらした方が良いですが、無理なく通えるように治療家と相談してみましょう。

 

●思春期に起こるさまざまなこと(朝起きれない、不登校など)、夜尿症、チック症→思春期の頃は気持ちが揺れやすくイライラしがちですし、本人のプライド等に関わるような多少デリケートな部分は、治療家とメールでやりとりした方がよいかもしれません。

大師流小児はりとは?

大師流小児はりは、子どもから見えないよう、手の中にすっぽり入ってしまう道具を使っています。

従い、保護者の皆さんも小児はりを使っていることに気が付かず、「手で治してしまうなんて、すごいハンドパワーですね。」との勘違いに大笑いすることもあります。

子どもは、気持ち良いとうっとりしているので、「私も。」と保護者の方の腕に試しにやって差し上げることがありますが、「確かに気持ち良いが、こんな優しい刺激で、どうして身体が変わるのか?」、と疑問に持たれるようです。

しかし、大師流の小児はりは思っているより、しっかり脳に刺激が伝わっています。

それは、道具とそれを扱う鍼灸師の技術によります。

従い、技術の習得は、なかなかに難しく、我々、関東のスタッフも何年もかけて研鑽を積んでいます。